2日目

朝。案の状、あまり呑まなかった私以外の3人はかなりきつい様子。でも、午前中は移動ばかりなので、あまり問題ではなかったかもしれない。

出ようとすると、鍵がない!電車の時間が迫っているというのに、何ということだ! 出発の時間も近づいている。仕方なく、正直に話すことにした。
仲居さん「あっ、すみません・・・」と言って、差し出したもの・・・・・・鍵。
そして、駅までダッシュ。なんとか間にあった。

山口に別れを告げ、一行はちっこい船(フェリー)で四国へ渡ったのである。

春や昔十五万石の城下かな   子規

知ってると思うけど、正岡子規はここ松山の人です。念のため。
私までちょっとした旅行者気分。でも、松山が初めての人も多かったので、しっかり案内しなければならない。
「あちらに見えますのが、松山城でございます」(←なんか違う)
じっさい、松山城は平山城、小高い山の上にあるので、松山に入るとすぐに見ることができる。松山人自慢の光景だ(たぶん)。

松山城

来年築城400年を迎える、日本三大平山城のひとつ。来年はイベントなどもあるみたい。徒歩でも登れるけど、しんどい時間がないのでロープウェーとリフトを使う。所要時間は、ロープウェーで1分くらい、リフトで6分くらい。市内電車(路面電車・170円)で「大街道」まで行き、歩いて2分くらいで乗り場に着きます。ちなみに、リフトがお薦め。

リフト

←哲坊さん。
ふと後ろを見ると、しんじょうさんの視線が固まっています・・・。何で高所恐怖症の人って、必ず水平線よりちょっと上の方向を見るのだろうか。

あ、自分?高いところ大好き。ばかだから(笑)

400年祭の準備?修復中の場所がいくつかあった。
門がたくさん。それをらせんのようにぐるぐる回って、やっと天守閣の入口へ。ところで、ついつい城壁から外を覗いて狙いを定めてしまうのは、歴史好きの性?

南側

最上階はパノラマだった。普段見慣れた街、一望すると自分の所有物のように思えてくる。なんてね。

城の広場

ちなみに、ここは春はお花見のメッカと化す。
右端に見える棒は、ライト。これで夜は城がライトアップされ、松山の夜を見守っている。

次へ   前へ   戻る